産業遺産。
中学生の頃、近所にある炭鉱の跡地に友達の勧めで遊びに行ったのがすべての始まりでした。
そこにあった竪坑櫓の存在感に圧倒され、しばらくぼーっと見つめていたのを今でも覚えています。
今はもう動いていませんが、その機械が稼働し、人々が働いていた時のことを考えると、心の奥底から男のロマンを揺り動かされ、
私が産業遺産物に没頭するようになるまでそう時間はかかりませんでした。
そこから私は、その友達から様々な産業遺産にまつわる書籍を借り、
空いた時間があればずっと読んでいました。
それがきっかけで今でも建築の仕事をしながら、様々な人工物に思いを馳せているのですが、
ついに来てしまいました。
大人の事情で詳細は話せませんが、
産業遺産物の現地調査の仕事に連れて行ってもらえることになりました。
今日明日の2日間、人生で1度味わえるか味わえないか…
いや、普通味わえないような体験をしてきます。
安全と健康には気を付けて行って参ります。